相続した家の片付けが必要な理由とは？

遺品整理とは、遺族が亡くなった人のものを片付けることです。中には、遺品整理を行わず、しばらくそのままにしておくという方も少なくありません。

その理由に、離れた実家に住む親が亡くなったため片付けに行く時間が取れない、

ものが多く分別の仕方がわからないなどがあります。

相続した家の片付けを放置しておくことにメリットはありません。

ここでは、遺品整理を行うべき理由についてご紹介いたします。

遺品整理は誰がする？

遺品整理は誰もができるものではなく、その権利は法定相続人にあります。

一番の相続人は配偶者で、その次に子供、親、兄弟姉妹の順になります。

相続人は故人の持っていた権利や義務をすべて受け継ぐことになるため、遺品も整理しなくてはいけません。

遺品整理をする理由

遺品整理をする理由は大きく2つあり、故人との思い出を整理するため、部屋をそのままにしておくと様々な弊害があるためです。

遺品整理を行うことは、精神的にも肉体的にもパワーが必要です。葬儀や葬儀後の手続きで気力・体力ともに消耗している場合は、なかなかはじめようという気が起きないかもしれません。

しかし、そのままにしておくと以下のような問題が発生します。

相続財産が把握できない

急なお別れや所有物が多い場合などは、遺品の中に現金や株券、貴金属、保険証書などが紛れ込んでいる可能性も高いです。

場合によっては、借金の他、未払いの医療費や税金があるかもしれません。

相続をするか放棄かは相続開始から3ヶ月以内と決まっているため、相続財産は早めに把握しましょう。

害虫がわく

遺品整理をせず、生活をしていたまま放置しておくと、ゴミからすぐに害虫がわいてしまいます。生ゴミはもちろん、紙や家の柱からも様々な害虫が発生し、家を蝕み近隣の方への迷惑にもなります。

放火や盗難の標的に

「貴重品はないから大丈夫」と軽く考えていると、現金以外にも家電などが盗まれることがあります。また、放火の標的にもなりやすいため、ゴミ屋敷にならないよう早めに整理しましょう。

売却ができない

家を相続した場合、遺品整理をしないことには売却や貸出もできません。そのまま空き家として所有していると、固定資産税やメンテナンス費用が発生します。

また、賃貸の場合は、できるだけ早く片付けの契約を解除しないと、家賃がかかってしまいます。

遺品整理は業者を活用しよう

遺品整理をするつもりでも、気力がわかない、何からはじめていいのかわからないなど、様々な理由で取りかかれないこともあるでしょう。

そうした場合は、遺品整理業者を活用しましょう。

時間を大きく節約でき、体力も使わず、場合によっては不用品の買取も可能です。また、なくしたと思っていたものや大切なものが発見されることもあるでしょう。

遺品整理は、心の負担軽減にもなります。

何からはじめればよいのかわからない場合も、まずは遺品整理業者に問い合わせ、見積もりを依頼しましょう。

片付けが難しい場合には遺品整理業者を活用しよう

遺品整理は、相続人に認められた権利です。故人とお別れした直後の場合は心身ともに疲弊していることも多いですが、相続財産を把握するためにも、できるだけ早めに遺品整理に取りかかりましょう。そのままにしておくと、害虫が発生する、売却活動ができないなどのデメリットも多いです。

故人が一人暮らしをしていた場合や、もの持ちがよかった場合など、遺族だけで片付けることが難しいのなら、遺品整理会社に依頼するとよいでしょう。大量の不用品があっても、短時間でプロが分別・回収を行います。退去期限が迫っている、遠方にお住まいの場合などに、特におすすめです。

また、買取も可能な業者に依頼することで、費用を抑えることも可能です。心の負担を軽減するためにも、できるだけ早く整理しましょう。

旭川での遺品整理は、うーたんストアにお任せください。遺品整理の他、空き家やゴミ屋敷の片付けもご相談いただけます。ご家族では手に負えない不用品も、迅速に回収いたします。