仏壇の処分方法と費用について

遺品整理や生前整理などで、仏壇の処分が必要でも、罰が当たるのではないかと躊躇することもあるでしょう。しかし、そのままでは心の隅でモヤモヤしてしまうかもしれません。

仏壇は順序を守れば、処分することが可能です。

役目を終えた仏壇は、放置することなく、適切に処分しましょう。

処分方法

仏壇を処分する方法は、大きく分けて5つあります。

お寺に相談する

菩提寺がある場合は、仏壇を手放したい旨を相談しましょう。

菩提寺がない場合は、近所のお寺へ相談しても問題はありません。

処分前に、お寺で閉眼供養（魂抜き）として読経など法要をしてもらいましょう。

仏壇からはもう魂が抜かれているため、粗大ゴミとして廃棄可能です。

自分で処分

仏壇は一般廃棄物として粗大ゴミと同じように自身で廃棄することができます。

自治体のルールに従ってゴミ収集を依頼するか、クリーンセンターなどに持ち込むのもよいでしょう。

ただし、この場合も、まずは閉眼供養（魂抜き）を行ってからになります。

自分で処理する場合、仏壇が大きいと解体作業が必要になることがあります。

しかし、仏壇の解体は一般的な家具とは異なりかなり骨の折れる作業のため、業者に依頼することをおすすめします。

仏具店への連絡

仏具店の中には、仏壇の引き取りサービスを行っているお店もあります。

知識も豊富で、引き取りと同時に供養や処分を行う業者もあるため、事前に確認しておきましょう。本当に供養が行われているのか心配な場合は、お寺と連携していて供養の証明書がもらえるお店を選ぶとよいでしょう。

遺品整理や不用品回収業者に依頼

閉眼作業後に、粗大ゴミに出すのは心苦しいと思われる場合は、遺品整理や不動産回収業者に回収依頼をすることも可能です。

近所にお寺がない場合や、仏具屋に依頼しにくい場合などに利用される方も多いです。ただし費用がかかることなので、必ず事前見積もりを依頼し、どこまでカバーされるのかを確認しておきましょう。

処分時の費用相場

自治体にもよりますが粗大ゴミに出す場合は、2,000円程度になります。

燃えるゴミで出せるサイズまで解体した場合は、無料で処分可能です。

お寺に処分を依頼する場合は、お布施として10,000～50,000円ほどが必要になります。事前にお寺の方に直接確認することをおすすめします。閉眼作業も任せられるため、値段は高くても安心です。

遺品整理や不用品買取業者に依頼する場合は、引き取り料として、5,000～10,000円、供養も付けると20,000円程度が相場になります。

大きめの仏壇や、手間をかけず処分して欲しい場合に最適です。

費用を抑えるためには

一番安く済ませる方法は、自身で処分することです。

ただし、移動や解体を行うなどの手間はかかってしまいます。

解体ができない場合には、業者に依頼しましょう。相見積もりをとることで、費用は抑えられるでしょう。

不用な仏壇は放置せず適切な処分を

仏壇を処分することは、なんとなくマイナスのイメージがあり、なかなか手をつけられないということも少なくありません。また、何からはじめればいいのか、どこに連絡をしたらいいのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。

仏壇を処分することは悪いことではありません。閉眼供養を行えば、粗大ゴミとして出すことも可能です。閉眼供養を希望する際は、菩提寺や近所のお寺、仏具店に相談する他、遺品整理などの業者が窓口となっていることもあります。

処分をする際、自身で一般ゴミとして出すことも可能ですが、仏壇の解体は想像以上に難しいものです。そのまま粗大ゴミとして出す、もしくは自身で運び出すことが難しい場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。旭川で仏壇処分にお悩みでしたらうーたんストアにご相談ください。迅速・格安で回収いたします。